今日は、 前回に引き続いて、MRTGの話です。 MRTGにハードディスクの温度を監視する機能を追加してみました。
ハードディスクの温度は「 hddtemp 」というものを使ってモニタできます。
ちなみにCUIベースでのインストールはこんな感じで。
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使い方はこんな感じ。
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温度の数字だけを出力するにはこんな感じ。
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「 hddtemp 」の詳しい使い方は以下でわかります。
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この「 hddtemp 」をMRTGで使えるようにしてみました。 ※Feora10にMRTGインストール済みが前提です。 (MRTGインストール方法は こちら を参照)
導入記録
1.シェルスクリプトを作成
例として root に「 hddtemp.sh 」というファイルに以下のように記述。
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「 hddtemp.sh 」に実行権を与える。
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2.MRTGの設定ファイルの修正
MRTGの設定ファイル「 /etc/mrtg/mrtg.cfg 」の最後に以下のような記述を追加する。
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(※)ここに直接「 /usr/sbin/hddtemp -n /dev/sda1 」と記述すると「返ってくる値足りない」というワーニングが出る。
3.各画面の統合
元々あるMRTGの4つが統合された画面に「 hddtemp 」も同じように統合するには、以下のようにする。 ・MRTGインデックスページ作成
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・MRTGインデックスページ編集
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4.動作確認
「 http://%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9/mrtg/ 」にアクセスしてみる。 MRTGが正常に動作していれば、設定した間隔(ここでは5分)でモニタできるはずです。 ↓↓こんな感じ↓↓
「ハードディスクの温度」をクリックして、以下のようになるはず。
設定は以上です。
もし、エラーがあればCronDaemonからメールが設定した間隔(ここでは5分)ごとに届きます。
※MRTG自体の操作については こちら を参照してください。
次はCPUの温度監視かなっ!?
それでは、また。