今日は、ちょっと環境関連の話題です。
よく「電気をいくら使用するとCO2排出量がいくら」ってメディア等で耳にしたり目にしたりするけど、一体どうやって計算するんだろう?って思い、ちょっと調べてみました。
CO2を排出するものって 電気、都市ガス、プロパンガス、水道、灯油、ガソリン、軽油、もえるごみ などがありますが、 今回は「電力」についてです。
電力をいくら使用するとどれくらいのCO2が排出されるか、その計算方法です。
計算式はこちら
CO2排出量(t-CO2) = 電力使用量(kWh) × CO2排出係数(t-CO2/kWh)
単位 ( t-CO2 )に1,000を掛ければ ( kg-CO2 )となります。
で、「CO2排出係数」って何?
電力については、各電力事業者によって、また、年度によって異なるようです。
環境省が発表している資料によると、
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だそうです。
あらっ! うちの電力会社(中国電力)がないっ! よく調べてみると、 0.000555(t-CO2/kWh) を下回るものだけが公表されているようです。
中国電力のサイト内の「環境家計簿」というCO2を計算できるページに載っていました。 0.000677(t-CO2/kWh) って、高っ!
ま、これで使用電力量でCO2排出量が計算できます。
たとえば、100(kWh)の電気を使用した場合、
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となります。
もちろん、排出係数は自分の属する事業者の係数を使用してください。
今日は、電力使用量からCO2排出量を計算してみました。 今回みたいにちょっと気になったことを調べてみるだけでも、環境のことを気にするきっかけになるので、今までとはまたちょっと違った考え方ができるようになると思います。 ちょっと、まじめな話でした。 じゃ、また。