当方、テスト環境での Ruby は RVM を使用したりしていますが、本運用サーバではソースからビルド&インストールした Ruby 1本で運用しています。
その Ruby ( 1.9.2-p290 ) を 1.9.3-p0 に入れ替えようとテスト環境(今回は CentOS 6.2)でソースからのインストールテストをしてみました。 しかし、gem のバージョン確認等で以下のようなワーニングが出力されます。
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どうやら libyaml というライブラリをインストールして、Ruby を再インストールしろ、と言っているようです。
1.ライブラリのインストール
と言うわけで、色々調べたり試行してみた結果、以下のライブラリを yum でインストールしました。 ※環境によっては以下のライブラリ以外に必要なものもあるかもしれません。
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libyaml-devel は CentOS の標準リポジトリには存在しません。RPMForge とか EPEL で取得可能です。 ※当方は、rpmforge を導入しており、更に通常は無効化にしているので、"–enablerepo=rpmforge" のオプションを付加してインストールしています。
2.Ruby の再インストール
あとは、Ruby を再度ソースからビルド&インストールすればよいです。 ※パッケージ等をインストールしている場合は、再インストールが必要かどうかは未確認です。
その他
今回は yum で libyaml をインストールしましたが、http://pyyaml.org/download/libyaml/ からダウンロード・展開後、configure, make, make install してもよいと思います。
参考にしたサイト
- [centos] Ruby 1.9.3 を CentOS に素でインストールする時に気をつけること - koziyの日記](http://d.hatena.ne.jp/koziy/20111104/1320370451 “[centos] Ruby 1.9.3 を CentOS に素でインストールする時に気をつけること - koziyの日記”)
- Ruby 1.9.3 を導入するにあたってソースからビルドする人が気をつける事とはいったい…?! - ARCHIVESDRIVE HD
以上。