現在の Scientific Linux 6.2 や CentOS 6.2 ではリポジトリの関係上、パッケージでインストールできる PHP: Hypertext Preprocessor は 5.3.3 とかです。(今回は RedHat(RPM) 系 Linux での話です。)
PHP では現在既に 5.4 系がリリースされていますので、今回は安定版の最新バージョンの 5.4.0 をソースからインストールしました。
作業記録
0. 前提条件
今回は CentOS 6.2 (x86_64版) で確認しましたが、i386版や Scientific Linux 6.2 でも同様のはずです。
1. 事前準備
当方の環境では以下のものが未導入でしたの予めインストールしておく。
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2. インストール
ソースをダウンロードし、configure, make, make install する。 ※configure オプションは環境により異なります。
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3. Apache の再起動
PHP 有効化のために Apache を再起動する。
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4. PHP インストール確認
PHP がインストールされているか確認する。
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5. Apache 設定ファイルの編集
Apache で PHP ファイルが利用できるように編集する。
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6. 動作確認
定番の以下の内容の PHP ファイルを Apache ドキュメントルートに作成し、ブラウザから http://%EF%BC%9C%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90IP%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%EF%BC%9E/phpinfo.php にアクセスする。 PHP 設定情報が表示されれば OK です。
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参考サイト
これでインストールでき、PHP は利用可能のはずですが、yum でインストールした場合とインストール先等が異なったりするので、その後の設定は若干変わってくると思います。要注意です。 ※ただ、実際には当方のサーバでは yum (標準リポジトリ) でインストールできる 5.3.3 の PHP で運用していますが。。。
以上。