ISO ファイル等をダウンロード後、破損していないかチェックするのに、 sha1sum や sha256sum の他に md5sum も使用します。
md5sum コマンドについてのメモです。
作業メモ
0. 前提条件
- Linux Mint 13 Maya (64bit) での作業を想定。
- CentOS 6.3 (32bit) でも動作確認済み。
- BSD 系その他は未確認。
- 以下の例では NetBSD-6.0-i386.iso ファイルを検証。 MD5 ファイルは MD5_6-0.txt として保存。
1. MD5 チェック・その1
以下のように、チェックしたいファイルを指定して、MD5 ハッシュ値を表示させる。
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そして、提供されている MD5 ハッシュ値(今回は “MD5_6-0.txt” 内の i386 の部分)と比べて、一致していれば該当のファイルは破損していないことになる。
2. MD5 チェック・その2
チェックしたいファイルと同じディレクトリに置いた MD5 ハッシュ値が記載されているファイルを指定してチェックする。
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今回の場合、該当のファイル以外に 52 個のファイルのハッシュ値も記載されているので、それらのファイルについてはエラーになっている。 しかし、該当のファイル(今回は “NetBSD-6.0-i386.iso”)については、"OK" 表示となっている。
3. その他
当方は、たいてい md5sum
コマンドは上記の使い方しかしていない。
上記以外の使い方については、 --help
オプションで確認可能である。
簡単な内容でしたが、後学のために記録しておいた次第です。
以上。