Redhat 系ディストリビューションでの R(統計解析向けプログラミング言語)のインストール方法は、以前記録していました。
GNU 系ディストリビューションでの R のインストール方法について記録を残していなかったので、記録しておきます。
0. 前提条件
- Linux Mint 14 Nadia (64bit) での作業を想定しているが、GNU 系ディストリビューション(Debian, Ubuntu 等)も同様だと思われる。
1. sources.list 編集
デフォルトでは apt でインストールできない。パッケージのダウンロード元を追加する設定が必要。
当記事執筆時点、日本国内に3つのミラーサイトがあるので、好みのサイトを sources.list
で指定する。
(以下の3つのうちどれか1つ)
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quantal
は Linux Mint 14 が Ubuntu 12.10 ベースだから。
10.04 なら lucid
、12.04 なら precise
というようになる。
2. GPG 公開鍵設定
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3. apt パッケージリスト更新
前述で指定したダウンロード元を有効化するため、apt パッケージリストを更新する。
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4. R インストール
以下のようにして、R をインストールする。
(Synaptic パッケージマネージャでインストールすることも可能)
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5. R 起動
インストールできているか R を起動してみる。
(メニューの [グラフィックス] - [R] を起動してもよい)
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6. R 動作確認
デモを動かしてみる。
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Enter キーで次から次へと表示される。
7. 参考サイト
やはり、綺麗なグラフを作成するには必須のツールです。
以上。