過去、サーバ監視ツール munin については何回か記録してきました。
(過去記事にはタグがうまく付いていないので、適時検索してくだい。)
今回は、munin で Web サーバ Nginx も監視できるように設定を追加してみました。
0. 前提条件
以下の条件を想定しています。環境により適宜読み替えてください。
- CentOS 6.4 での作業を想定。
- Web サーバは Nginx 1.4.1 を使用している。
ソースをコンパイルしてインストールする場合は、--with-http_stub_status_module
オプションを指定してコンパイルすること。 - munin がインストール済みである。
1. Nginx 設定ファイル編集
設定ファイルの server
ディレクティブに nginx_status
に関する記述を追加する。
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2. Nginx 再起動
Nginx を再起動する。
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3. munin-node 設定
munin-node 設定ファイルに以下の記述を追加する。
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4. プラグインリンク設定
Munin の Nginx 用プラグインのリンクを作成する。
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4-2. プラグインリンク設定(その2)
上記のプラグインは Munin にデフォルトで用意されているものだが、ダウンロードすれば他のプラグインも使用可能。
その場合は、以下のようにする。(当方は取り急ぎデフォルトのプラグインのみで運用)
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使用したいプラグインのリンクを貼る)
5. Munin-node 再起動
設定を有効化するために Munin-node を再起動する。
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6. 動作確認
cron で5分間隔で更新されるので、しばらくたってからブラウザで “http://%EF%BC%9C%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%EF%BC%9E/munin” にアクセスし確認してみる。
成功していれば、"Categories" に “nginx” が出来ていて、 “nginx” リンククリックでグラフが表示されるはずであす。
CentOS か Munin のバージョンが古いとうまく動かないかも知れません。(そういう記事を目にした)
当方は、取り急ぎデフォルトで用意されているプラグインを使用していますが、様子を見て追加等するかも知れません。
以上。