以前、高機能テキストエディタ Vim のプラグイン管理のプラグイン Vundle について紹介しました。
しかし、Vundle より新しく機能強化されている NeoBundle というプラグインもあります。(作者は Vundle と同じ方 Vundle と似たようなプラグインですが、作者は異なるようです。(2013/08/26 修正))
当方も今回、 Vundle から NeoBundle に移行しましたので、その際の記録を残しておきます。
(当然、Vundle だけでなく他のプラグイン管理プラグインからの移行や、新たにプラグイン管理プラグインを導入しようという方にも参考になるかと思います)
0. 前提条件
- Linux Mint 14 (64bit) での作業を想定。
- 作業を行う Vim は 7.3.547
- git が使用できるよう環境である。
- Vundle がインストール済みである。
- プラグイン管理プラグインについては不勉強なので、詳細は説明しない(できない)。
インストール方法と最低限の設定方法についてのみ記載する。
1. Vundle 関連削除
まず、Vundle でインストールしたプラグインの格納されているディレクトリ “~/.vim/bundle” を削除する。
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2. NeoBundle インストール
新たにディレクトリ “~/.vim/bundle” を作成し、そのディレクトリに NeoBundle をインストールする。
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3. Vim 設定ファイル編集
Vim 設定ファイル “.vimrc” 内の Vundle 関連部分を以下のように変更する。
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4. プラグインインストール
Vim を再起動し、コマンドモードで以下のように実行すると、設定ファイルに記述したプラグインがインストールされる。
(GVim だと、再帰同時にプラグインをインストールするかダイアログが表示される)
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5. その他
よく使用するであろうコマンドは以下のとおり。(その他のコマンドは help NeoBundle
で確認可能)
NeoBundleList
… インストール済みプラグイン一覧を表示。NeoBundleInstall
… プラグインのインストール。引数としてプラグイン名を指定すればそのプラグインがインストールされる。NeoBundleInstall!
… インストール済みのプラグインのアップデート。引数としてプラグイン名を指定すればそのプラグインがアップデートされる。NeoBundleUpdate
…NeoBundleInstall!
と同じ。
参考サイト
Vim の各種プラグインを導入するにあたって色々なサイトを参考にした際、Vundle を使用する方法で説明しているサイトが多かったため、当方も Vundle を導入して利用していました。
その際にプラグイン管理のプラグインについてもう少し調べていれば、とも思いました。
しかし、そういうものもあるということが自身の知識の引き出しに蓄積されたので無駄ではなかったかとも。
以上。