本年最後の投稿です。
前回は CentOS 6.5 サーバ上のメールサーバ Postfix でスパムチェックを行いました。
今回は Postfix + SpamAssassin でのスパムメール誤認識対策を行います。
0. 前提条件
- CentOS 6.5(x86_64) を Minimal で最小インストールしている。
- クライントマシンは Linux Mint 14(64bit) を想定。
- 送信メールサーバ Postfix 構築済みであること。
- スパム対策として、 Postfix と SpamAssassin を amavisd-new で連携している。
1. スパムと誤認識する場合の対処方法。
“/etc/mail/spamassassin/local.cf” を直接編集しても、spamassassin-update が cron.daily により毎日自動起動して “/etc/mail/spamassassin/local.cf” が上書きされてしまうので、以下のようにする。
1-1. ホワイトリストファイル新規作成
(以下は一例)
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1-2. spamassassin-update 編集
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1-3. 動作確認
今すぐテストしてみかったら、一旦 “/etc/mail/spamassassin/user_prefs” を削除後に “spamassassin-update” を実行する。
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2. スパムと認識されない場合の対処方法。
“/etc/mail/spamassassin/local.cf” を直接編集しても、spamassassin-update が cron.daily により毎日自動起動して “/etc/mail/spamassassin/local.cf” が上書きされてしまうので、以下のようにする。
2-1. ブラックリストファイル新規作成
(以下は一例)
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2-2. spamassassin-update 編集
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2-3. 動作確認
今すぐテストしてみかったら、一旦 “/etc/mail/spamassassin/user_prefs” を削除後に “spamassassin-update” を実行する。
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次回は、1月2日にメール自動返信機能 Vacation の導入について紹介する予定です。
そして、来年もよろしく願いいたします。
それでは、よいお年をお迎えください。
以上。