高機能テキストエディタ Vim でインデントを把握しやすくするためのプラグインが存在するようです。
今までそれほど「インデントがもっと把握しやすかったらよかったら」と気にしたことはありませんでしたが、あればそれなりに便利ではないかと思い、導入してみました。
導入したのは、 vim-indent-guides というプラグインです。
0. 前提条件
- Linux Mint 14 での作業を想定。
- Vim のプラグインを Neobundle で管理していることを想定。(参照「Vim - プラグイン管理を Vundle から NeoBundle へ移行!」)
1. Vim 設定ファイル編集
今回は NeoBundle でプラグインをインストールするので、設定ファイル “.vimrc” に以下の記述を追加する。
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2. プラグインのインストール
Vim エディタのコマンドモードで以下のように実行する。
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もしも以下のように出力されてインストールできなかった場合は、Vim を再起動しメッセージが促されるので、そのとおりに従ってみるよい。
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3. インストール確認
インストールされたかプラグインの一覧を表示してみる。
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4. vim-indent-guides の設定
インストールしただけでは、"vim-indent-guides" は起動しないので、自動起動するよう “~/.vimrc” で設定する。また好み合わせてカラー設定等も行う。
以下は当方の例で、目障りにならないような色合いにしている。
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ちなみに、Vim の設定で、tabstop
と shiftwidth
は同じ値に、 expandtab
は有効にする必要がある。
5. 動作確認
Vim を再起動して、既存のソースコードを表示してみるなどする。
以下は当方の例で、1つ目が GVim で2つ目が Vim である。
6. 参考サイト
- nathanaelkane/vim-indent-guides
- Indent Guides - A plugin for visually displaying indent levels in Vim. : vim online
ソースコードが縦に長くなった際にインテントを把握しやすくなるでしょう。
(インデントにスペースではなく可視化したタブ文字を使用している場合は、あまり必要性は感じないかも知れませんね)
以上。