今回は、 Fortran95 での倍精度浮動小数点数の指定方法についてです。
0. 前提条件
- LMDE2(Linux Mint Debian Edition 2; 64bit) での作業を想定。
- GCC 6.3.0 (GFortran) でのコンパイルを想定。
- Fortran には長けていないので、コードに誤りがあるかもしれない。
1. Fortran コードの作成
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- 上記の
SP
は、単精度浮動小数点数の精度に関係した整数定数 - 上記の
DP
は、SP
を使って単精度として指定した浮動小数点数の2倍の精度を持つ浮動小数点数、つまり倍精度浮動小数点数に関係した整数定数 real(SP)
,real(DP)
で単精度浮動小数点と倍精度浮動小数点数を宣言
2. コンパイル
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3. 実行
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4. 参考サイト
学生時代に使用した Fortran (当時は大文字の FORTRAN77 )を思い出すべく、簡単なコードを書いてみた次第です。(当時覚えたことはほとんど忘れているので、初心者レベル)
少し前に円周率計算を行ったことはありますが、いずれは、他の複雑な計算等も行ってみたいと考えております。
以上。