Windows – Administrator のパスワードを忘れた時!

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今日は、WindowsXPで、Administratorのパスワードを忘れてしまった時の対処方法です。

まあ、ほとんどそんなことは無いかと思いますが、、、

まれに、ネットワークにドメイン管理で接続していたマシンをワークグループ管理で接続するように設定しなおしたときなんかは、ドメイン管理していたときのユーザアカウントではログインできませんので、Administratorでないとログインできなくなります。 自分のマシンならAdministratorのパスワードは覚えているんだけど、他人のマシンや他人が設定したマシンなんかだと、お手上げです。。。 (もし、昔ワークグループ管理していて、既にユーザアカウントを作成してあってパスワードを覚えているのであれば、そのユーザでログインできますが)

で、Administratorのパスワードがどうしてもわからなくて、どうにもログインできなくなった場合、以下のようにしてAdministratorのパスワードを削除(C:/WINDOWS/system32/config/SAM を削除)すればOKのようです。

使うのはCDブート Linux の「Knoppix」です。 (DVDブートでもOKだと思います)

もしものときのために、以下に手順を載せておきます。

作業手順

1.KnoppixのCDをマシンに入れてCDから起動させる

(CDから起動できるように BIOS の設定をしてから)

2.コンソール画面「Konsole」を開く

3.ルートユーザになる

$ su -
#

4.ディレクトリの移動

SAMファイルのあるディレクトリ「 /media/sda1/WINDOWS/system32/config 」へ移動。 (マウントしないといけない場合はマウントする)

# cd /media/sda1/WINDOWS/system32/config ← 「sda1」は当方の場合
#

5.SAMファイルの存在を確認

# ls
AppEvent.Evt  SECURITY.LOG  TempKey.LOG  software      system.LOG
SAM           SYSTEM.ALT    default      software.LOG  system.sav
SAM.LOG       SecEvent.Evt  default.LOG  software.sav  userdiff
SECURITY      SysEvent.Evt  default.sav  system        userdiff.LOG

6.SAMファイルの削除。(実際には名前変更)

# mv SAM SAM_org
#

7.マシン再起動

Knoppix のCDを取り出す要求があったらCDを取り出す。 Windows が立ち上がったら、Administratorでパスワードなしでログインしてみる。 ログインできるはず。


※設定は以上ですが、実際にやってみると、SAMファイルの削除のところで読み取り専用のため、削除(名前変更)ができませんでした。(読み取り専用を解除できれば、OKのはずです) また、SAMファイルを削除するとAdministratorのアカウント情報が全て削除されるようです。 なので、今回は実際にはやっていません。 あしからず。

もしも、このように、Administratorのパスワードを忘れてしまってどうにもならなくなったときのための記録でした。

じゃ、また。





 

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