ハードディスク - 診断!
Updated:
この間、クラッシュ(?)したFedoraサーバのハードディスク(SATA)を取り外し、とりあえずWindowsマシンで使えるようにUSB接続のHDDケースに入れて診断してみました。
以下、自分用の記録です。
参考になるかどうかわかりませんが。。。
作業記録
1.CrystalDiskInfo
「CrystalDiskInfo」で確認した結果は、「代替処理済セクタ数」が16進表示で「11」(10進で「17」)でした。 ハードディスクの健康状態は黄色表示の「注意」でした。 ※そういえば、このハードディスクでサーバを構築する前にWindowsマシンでもこの状態でした。 やっぱり危ない状況だったみたい。。。
2.フォーマット
とりあえず、このディスクはサーバとしては使用しないことにしたので、一旦WindowsXPマシンでNTFSでフォーマットしました。(予備用として使用する目的で)
3.ディスクチェック
もうこのディスクはある意味どうでもいい状態なので、WindowssXPのコマンドプロンプトから「 chkdsk 」を実行してみました。
chkdsk f: /f /r
“f:” はUSB接続したハードディスクのドライブ、 “/f” はファイルシステム障害(論理障害)を修復するオプション設定、 “/r” は物理障害を修復するオプション です。 ※いろいろ調べてみると、壊れている(もしくは、壊れかかっている)ディスクに対して”chkdsk”コマンドを実行するととりかえしのつかない状態になる(完全に壊れる)可能性がある、みたいな事が記載されています。 実際に、自分のマシンではないのですが(職場のマシンで)このようなことがありました。 当方は、今回はもう完全に壊れてもOKと判断しているの堂々とこの処理をしています。 充分に思慮してから処理を施行してください。
4.結果確認
結果は以下のとおり。 「 chkdsk 」上は特に問題ないみたい。。。
ファイル システムの種類は NTFS です。
ボリューム ラベルは GENZO です。
CHKDSK はファイルを検査しています (ステージ 1/5)...
ファイルの検査を完了しました。
CHKDSK はインデックスを検査しています (ステージ 2/5)...
インデックスの検査を完了しました。
CHKDSK はセキュリティ記述子を検査しています (ステージ 3/5)...
セキュリティ記述子の検査を完了しました。
CHKDSK はファイル データを検査しています (ステージ 4/5)...
ファイル データの検査を完了しました。
CHKDSK は空き領域を確認しています (ステージ 5/5)...
空き領域の検査が終了しました。
ファイル システムのチェックが終了しました。問題は見つかりませんでした。
244196000 KB : 全ディスク領域
0 KB : 1 個のファイル
4 KB : 9 個のインデックス
0 KB : 不良セクタ
73440 KB : システムで使用中
65536 KB : ログ ファイルが使用
244122556 KB : 使用可能領域
4096 バイト : アロケーション ユニット サイズ
61049000 個 : 全アロケーション ユニット
61030639 個 : 利用可能アロケーション ユニット
でも、やっぱり「CrystalDiskInfo」上は変わらず。。。 とりあえず、完全に2軍入りのハードディスクですわ。。。
(永久に1軍入りもないですわ。。。)
【追伸】 今回不具合のハードディスクはWesternDigitalのものでしたんで、WesternDigitalのサイトからディスク診断・修復のツールをダウンロードして診断・修復を行うことも可能でしたが、実施していません。(どうせ2軍入り決定ですので・・・)
じゃ。
Comments