Ubuntu9.10 - USBメモリからインストール!
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今日は、 USBメモリから「Ubuntu9.10Desktop」をインストール方法です。
なぜなら、 あまってるマシンにテスト的にインストールしてみたいが、CDドライブを取り外してしまっているからです。 ※しかも、今回のマシンはBIOSがUSBメモリからの起動に対応していないので、先日構築したPXEサーバを使用して「PLoP Boot Manager」をネットワークブートして、USBメモリから起動するようにしました。
作業記録
※WindowsXP(SP3)上での作業です。
1.USBメモリの準備
USBメモリをFAT32でフォーマットしておきます。 (もちろん使用するUSBメモリはCD1枚分が収まる容量のものです) ※今回当方は、8GBの低価格のUSBメモリを使用しました。
2.ISOファイルの準備
USBメモリに書き込むインストールメディア「ubuntu-9.10-desktop-i386.iso」を準備し、ISOファイルをマウントソフトでマウントします。 ※当方はマウントソフトに『VirtualCloneDrive』を使用しました。
3.ファイルコピー
ISOファイルをマウントして得られたフォルダ・ファイルをすべてUSBメモリのルートにそのままコピーする。
4.「 syslinux.cfg 」の作成
USBメモリのルートにコピーされたファイルの中の「 isolinux 」フォルダを「 syslinux 」に名前変更し、さらに「 syslinux 」フォルダ内の「 isolinux.cfg 」を「 syslinux.cfg 」に名前変更する。
5.「 syslinux 」ファイルの準備
ISOファイルの中身だけではUSBメモリから起動できないようです。 そこでこちら[ http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/ ]から「 syslinux 」(ZIPファイル)をダウンロードし、展開しておきます。 ※当記事執筆時点では、[ syslinux-3.84.zip ] が最新でした。
6.「 syslinux 」設定
コマンドプロンプトにて、「 syslinux 」を展開したフォルダ内の「 win32 」フォルダに移動し、以下のコマンドを実行する。
syslinux -a f:
※”f:”はUSBメモリのドライブ。(USBメモリ以外のドライブを選ぶとマシンが壊れるので注意!)
7.動作確認
設定作業は終わりました。 動作確認をしてみます。 USBメモリをネットブート出来るようにBIOS設定したマシンに挿入してマシンの電源を投入し、「PLoP Boot Manager」からUSBメモリを選択してUSBメモリから起動させる。 「Ubuntu9.10Desktop」のインストーラが立ち上がれば成功です。 ※もちろん、USBメモリから起動させられるマシンならUSBメモリから起動させればOKです。
以上です。
当方は一発成功できました。
CD/DVDドライブが無くても、USBメモリからの起動に対応していなくても、調べてみると意外とどうにでもなるものですね。。。
ではまた。
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