CentOS5.6 - Ext4について!
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先日、当方のCentOSサーバを5.6で再構築してみました。
実際のところCentOS5.5がアップデートされて5.6となっていましたが、新規にインストールすることで発見できることもあったりするので、新規インストールしてみました。
ファイルシステムでExt4がフルサポートされたとのことだったので、インストール時にExt4を指定しようとしたら指定できない。
CentOS5.5の時のようにインストール開始直後の”boot:”プロンプトで”linux ext4”と指定するとExt4が(/bootディレクトリはExt3でないといけない)選択できました。
しかし、インストールは普通に完了できたものの、リブートさせると起動できません。 (ログは記録していませんが、ファイルシステムがおかしいようなエラーが表示されてストップします)
よくよくネットで調べてみると、こちらに以下のような記述がありました。
As of Red Hat Enterprise Linux 5.6 the ext4 file system is fully supported.
However, provisioning ext4 file systems with the anaconda installer is not supported,
and ext4 file systems need to be provisioned manually after the installation.
Ext4はフルサポートされるようにはなったが、インストール時にはExt4は指定せず、インストール後に手動でExt4に変換させる必要があるようです。
その他の情報によると、CentOS6からはExt4がデフォルトになるとのこと。
というわけで、Ext3をExt4に変換してまで運用するメリット(スピードアップ等)もあまり感じられないので、今回(CentOS5.6)はExt3で運用することにしました。
以上
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