WindowsXP - 安全にメモリ解放!

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パソコンを長時間使用していると次第に使用可能メモリが減少していって、動作が重くなることがよくあるともいます。

メモリ解放ツールはフリーウェア・シェアウェアのものがいくつかありますが、導入した環境によっては不具合が発生するケースがあるようです。

そこで、マイクロソフトがメモリを安全にメモリ解放するツール(正確には「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」というアプリの「empty.exe」コマンド)を提供していることを知り、早速当方のWindowsXPマシンに導入してみました。 ※アプリ名は「Windows Server 2003 ・・・」となっていますが、「Windows Server 2003」と「Windows XP」に対応しているようです。

以下がその記録です。

導入手順

1.「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」のダウンロード

こちらから、「rktools.exe」をダウンロードする。

2.「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」のインストール

ダウンロードした「rktools.exe」を実行して普通にインストールする。

3.「empty.exe」抜き出し

インストールフォルダー(標準でインストールしたなら「C:\Program Files\Windows Resource Kits\Tools」)から「empty.exe」というファイルを抜き出し、「C:\Windows\System32」フォルダへコピーする。

4.「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」のアンインストール

「empty.exe」以外のツールは特に必要ないので、「プログラムの追加と削除」から普通にアンインストールする。

5.メモリ解放バッチファイル作成

簡単に実行できるよう以下の内容でバッチファイル(ファイル名は「empty.bat」とした)を作成する。

@echo off
empty.exe *

6.メモリ解放バッチファイル実行

作成したバッチファイル「empty.bat」を実行してみる。 タスクマネージャ等で利用可能メモリの数値をメモリ解放前と解放後で比較してみる。

その他

メモリ解放を定期的に実行するならメモリ解放バッチファイルをタスクに登録すればよい。 利用可能メモリの量が少なくなったら自動的にメモリ解放を実行する、というような使い方は今の所思いつかない。

以上。





 

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