Linux - 電源ボタンでシャットダウン!
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RedHad 系 Linux(CentOS, Scientific Linux) でマシンの電源ボタンを押したら、(正規のシャットダウンプロセスを踏んで)シャットダウンできるようにしてみました。
ディスプレイやキーボードを接続していないマシンで、普段リモートターミナル経由で操作している場合などでは特に有効です。
作業記録
0. 前提条件
- CentOS 6.3, Scientific Linux 6.3 での作業を想定。 (他のディストリビューション、BSD 等は未確認)
- 電源ボタンを「長押し」ではなく「短押し」。
1. acpid 導入
電源管理パッケージ acpid がインストールされていなければインストールして、サービスを起動し、さらに、マシン起動時に自動起動するように設定する。
※CentOS 6.3, Scientific Linux 6.3 では、acpid は最初からインストールされていて自動起動している。
# yum install acpid
# service acpid start
# chkconfig acpid on
2. 設定ファイル編集
設定ファイル “/etc/acpi/events/power.conf” を開き、編集する。
“action” 項目に “/etc/acpi/actions/power.sh” と設定されているが、これは GNOME や KDE の電源管理設定を読み取って実行するシェルスクリプトのようです。
今回使用するマシンはサーバ用途マシンでデスクトップ環境は導入していないので、直接 “shutdown” コマンドを実行するように編集しました。
# vi /etc/acpi/events/power.conf
# ACPID config to power down machine if powerbutton is pressed, but only if
# no gnome-power-manager is running
event=button/power.*
#action=/etc/acpi/actions/power.sh
action=/sbin/shutdown -h now
3. acpid サービス再起動
以下のコマンドで acpid サービスを再起動する。
# service acpid restart
4. 動作確認
起動中のマシンの電源ボタンを短押ししてみる。
正規のシャットダウンコマンドが起動して、正常に電源が落ちるはずです。 (ディスプレイを接続して見ないと分かりませんが・・・)
以上。
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