FreeBSD 10.0 - UTF-8 化!
Updated:
「FreeBSD 10.0 - UTF-8 化」についての記録です。
(旧バージョンでの個人の作業記録を更新しました。興味がなければスルーしてください)
0. 前提条件
- インストール作業時に SSH サーバをインストールを行っている。
- 以下の作業は、リモート接続して行う。(リモートから
ssh vbox
で接続) - リモート端末は、 Linux Mint 17 マシンを想定しているが、 Unix 系 OS なら同じ。
- 設定ファイル等のテキストファイルの編集には
vi
コマンドを使用。 - 作業はリモート接続で一般ユーザから root になって行う。
- 主にFreeBSDサーバー構築マニュアルを参照。
1. 設定ファイル編集
設定ファイルを編集する。
File: /etc/login.conf
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#russian|Russian Users Accounts:\
japanese|Japanese Users Accounts:\ # <= 変更
#:charset=KOI8-R:\
:charset=UTF-8:\ # <= 変更
#:lang=ru_RU.KOI8-R:\
:lang=ja_JP.UTF-8:\ # <= 変更
そして、 DB のハッシュ化。
# cap_mkdb /etc/login.conf
2. Vim インストール
まず、 Vim をインストール。
# cd /usr/ports/editors/vim
# make BATCH=yes NO_GUI=yes install clean
# rehash
# cd
“.cshrc” を編集。
File: ~/.cshrc
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alias h history 25
alias j jobs -l
alias la ls -a
alias lf ls -FA
alias ll ls -lA
alias vi vim # <= 追加(エイリアスの設定)
#setenv EDITOR vi
setenv EDITOR vim # <= 変更(標準エディタを Vim に変更)
“.cshrc” の即時反映。
# source ~/.cshrc
そして、 “.vimrc” の編集。
```bash ~/.vimrc set encoding=utf-8 # <= 追加
### 3. 日本語マニュアル導入
まず、日本語マニュアルをインストール。
``` text
# cd /usr/ports/japanese/man
# make BATCH=yes install clean
# cd /usr/ports/japanese/man-doc
# make BATCH=yes install clean
# cd /usr/ports/misc/lv
# make BATCH=yes install clean
# cd
“.cshrc” を編集。
File: ~/.cshrc
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alias h history 25
alias j jobs -l
alias la ls -a
alias lf ls -FA
alias ll ls -lA
alias vi vim
alias man 'env LC_CTYPE=ja_JP.eucJP jman' # <= 追加
#setenv PAGER more
setenv PAGER lv # <= 変更
setenv LV '-Ou8' # <= 追加
“.cshrc” の即時反映。
# source ~/.cshrc
“manpath.config” を編集。
File: /etc/manpath.config
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MANPATH_MAP /bin /usr/share/man # <= 追加
MANPATH_MAP /usr/bin /usr/share/man # <= 追加
MANPATH_MAP /usr/bin /usr/share/openssl/man # <= 追加
MANPATH_MAP /usr/local/bin /usr/local/man # <= 追加
日本語マニュアルの確認。
# man man
MAN(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル MAN(1)
名称
man - オンラインマニュアルのフォーマット、表示を行なう
書式
man [-adfhkotw] [-m machine] [-p string] [-M path] [-P pager] [-S list]
[section] name ...
解説
man はオンラインマニュアルをフォーマットし、表示します。このバージョンで
は、環境変数 MANPATH と PAGER を参照するので、各ユーザが固有のオンライン
マニュアルを持つ事や、画面で見る際のページャを選ぶ事が可能です。セクショ
ンを指定した場合、 man はそのセクションのみを探します。また、コマンドライ
ンオプションや環境変数によって、検索するセクションの順序や、ソースファイ
ルを処理するプリプロセッサを指定することもできます。システム管理者の設定
によっては、ディスクスペースを節約するために、フォーマット済みのオンライ
ンマニュアルを `/usr/bin/gzip -c' コマンドにより圧縮し格納するようにする
ことも出来ます。
オプションを以下に示します:
(stdin):
(終了は、 [SPACE] キー or “q” キー)
以上。
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