玄箱HG – Fedora11初期設定!
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今日は、 昨日Fedora11をインストールした玄箱HGに 最低限の初期設定しておきました。
以下、今回やったことです。 詳しいことは、 僕がいつもお世話になっている こちら[ Fedoraで自宅サーバー構築 ] の 初期設定のページや 当ブログの過去の記事に記載してあります。 なので、詳細は割愛させてください。
※なお、この玄箱HGは主にファイルサーバとして使用するのみです。 非力な玄箱HGにいろんな機能を導入すると動かなくなるんで。
作業記録
1.rootユーザでログイン
デフォルトのID/PW[ root/kuro ]でSSHログイン。 (当方の場合、WindowsXPマシンからターミナルソフト「Poderosa」を使用しています)
2.既存ユーザ[ fedora ]の削除
既存の fedoraユーザは当方では不要なので削除。
[root@KURO-BOX ~]# userdel -r fedora
3.時刻補正
念のために時刻を補正しておく
[root@KURO-BOX ~]# ntpdate ntp.nict.jp
4.アップデート
「 yum 」でアップデートしておく。
[root@KURO-BOX ~]# yum -y update
[root@KURO-BOX ~]# yum clean all ← 残骸掃除
5.一般ユーザの作成
この時点では rootユーザ しか存在しないので、 一般ユーザ(ここでは僕[ masaru ])を作成する。 ※こちら[ いろいろやってみよう、何とかやってみよう! - 「Fedora11 for 玄箱」導入 ] からダウンロードしたイメージファイルには、 「 passwd 」コマンドが含まれいないようです。 パスワード設定前に「 passwd 」コマンドをインストールしておく必要あり。
[root@KURO-BOX ~]# yum -y install passwd
[root@KURO-BOX ~]# useradd masaru
[root@KURO-BOX ~]# passwd masaru
6.rootになれるユーザの登録
上記で作成したユーザでrootユーザになれるよう設定。
[root@KURO-BOX ~]# usermod -G wheel masaru
#auth required pam_wheel.so use_uid
↓
auth required pam_wheel.so use_uid
7.rootユーザのパスワード変更
rootユーザのデフォルトのパスワードではまずので、変更しておく。
[root@KURO-BOX ~]# passwd
ユーザー root のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。
メールが /var/spool/mail/root にあります
[root@KURO-BOX ~]#
8.リブート
一般ユーザでログインしなおすために、ここで一旦リブート。
[root@KURO-BOX ~]# reboot
9.ログイン
一般ユーザでログイン後、rootユーザになる。
[masaru@KURO-BOX ~]$ su -
パスワード:
[root@KURO-BOX ~]#
10.「yum 」のユーテリティをインストール
[root@KURO-BOX ~]# yum -y install yum-utils
11.「 nkf 」のインストール
[root@KURO-BOX ~]# yum -y install nkf
12.「 ntp 」の設定
「 ntp 」は既にインストールされているので、設定を修正する。
[root@KURO-BOX ~]# vi /etc/ntp.conf
・・・ 途中省略 ・・・
#server 0.fedora.pool.ntp.org dynamic
#server 1.fedora.pool.ntp.org dynamic
#server 2.fedora.pool.ntp.org dynamic
driftfile /var/lib/ntp/drift
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
13.「 ntp 」再起動
[root@KURO-BOX ~]# /etc/rc.d/init.d/ntpd restart ← 「 ntp 」サービスリスタート
ntpd を停止中: [ OK ]
ntpd を起動中: [ OK ]
[root@KURO-BOX ~]# chkconfig ntpd on ← 「 ntp 」自動起動の設定
[root@KURO-BOX ~]# chkconfig --list ntpd
ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off ← 「 ntp 」が自動起動するのを確認する(2~5が "on" )
14.時刻同期確認
10分後くらいに、時刻同期を確認する。 行頭に「 * 」マークがあればOK!
[root@KURO-BOX ~]# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp1.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 21 64 37 38.232 5.198 4.216
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.86 2 u 19 64 37 38.387 5.014 3.834
+ntp3.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 18 64 37 38.615 1.278 1.826
初期設定としては、こんなところでしょうか。
今日はここまで。
次回は、いよいよファイルサーバ構築です。
ではまた。
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