Scientific Linux - Flash Player で画面が青みがかる場合!
Updated:
Scientific Linux のデスクトップ環境 GNOME で、ブラウザで Flash コンテンツを視聴すると、画面が青みがかる現象が発生しました。
どうやら、NVIDIA のビデオカードを使用していると発生するようで、RGB の青と赤が逆になるバグのようです。 (使用するドライバによっては発生しない?)
以下、解決策です。
作業記録
0. 前提条件
- 作業環境は Scientific Linux 6.3(64) Gnome を想定。 (CentOS + Gnome 環境でも同じ。おそらく KDE 等も同じでしょう。)
- マシンに搭載されているビデオカードは、EN9600GT/HTDI/512M/R3
- Flash Player は こちら の手順でインストールした。
1. mms.cfg ファイルの作成
/etc/adobe/mms.cfg というファイルを作成すればよいようです。
# mkdir /etc/adobe
# echo -e "EnableLinuxHWVideoDecode=1\nOverrideGPUValidation=true" | tee /etc/adobe/mms.cfg > /dev/null
2. 確認
ブラウザを再起動して Flash コンテンツを視聴してみる。 動画の青みが取れて正常な色合いになりました。
参考サイト
OS が Ubuntu のケースですが以下を参考にさせてもらいました。
- YouTubeが青に染まった方へ。|Ubuntuと歩く
-
[Ubuntu 12.04 LTS を導入したらまずやることまとめ Libre Free Gratis! Libre Free Gratis!](http://lfg-net.com/linux/ubuntu/ubuntu-12-04-lts-settings/ “Ubuntu 12.04 LTS を導入したらまずやることまとめ Libre Free Gratis! Libre Free Gratis!”)
ブラウザで動画を視聴した時に青みがかっていたのは、最初は投稿者の演出かと思っていたが、見る動画がどれも青みがかっていたので、不思議に思った次第です。
ちなみに、Firefox と Google Chrome で確認しましたが、どちらかは正常でした。 (著作権に関わるのでスクリーンショットは公開できない、と思い撮っていませんでした)
以上。
Comments