Linux - sudo パスワード持続時間の調節!
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Linux で一般ユーザ作業中に root 権限が必要になった際に sudo
コマンドを使用すると思います。
その際に、パスワード入力をするのですが、次に sudo
コマンドを使用する際に前回から時間が経過していた場合は、再度パスワード入力が要求されます。
root 権限が必要になる作業が多くなる場合は、若干うっとうしくなります。(root で作業してもよいのですが、サーバマシンでない限り root のまま作業し続けるのは、若干恐怖を感じるので)
以下、持続時間の調節についての備忘録です。
0. 前提条件
- Linux Mint 14 (64bit) での作業を想定。(他の Linux ディストリビューションでも同様)
sudo
コマンドが利用できる環境になっている。
1. 設定ファイル編集
visudo
コマンドで、以下のように “/etc/sudoers” 内で timestamp_timeout
を設定する。(設定値は「分」単位)
“/etc/sudoers” は vi で編集できないようになっているので visudo
コマンドを使用する
$ sudo visudo
Defaults timestamp_timeout = 10
ちなみに、0
と設定した場合は毎回パスワード要求されるようなり、マイナス値を設定した場合はパスワード要求はされなくなる。
また、日本語化した man sudoers
によると、設定しなかった(デフォルトの)場合は「5分」とみなされると説明されている。
しかし、man -L us sudoers
として英語マニュアルを確認してみると、デフォルトは「15分」と説明されている。
体感的には15分なので、コマンドそのものと英語マニュアルが正しく、日本語マニュアルが未対応だと思う。
普段はデフォルトで使用し、どうしてもうっとうしく感じるような時だけ設定するようにした方がよいかも知れません。
以上。
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