CentOS 7.0 - サーバ監視ツール Munin 導入!
Updated:
「CentOS 7.0 - サーバ監視ツール Munin 導入」についての記録です。
(旧バージョンでの作業記録を更新しました。興味がなければスルーしてください)
0. 前提条件
- CentOS 7.0-1406(x86_64) を NetInstall で最小限インストールしている。
- サーバ用途なので、作業は基本的に全て一般ユーザから root になって行う。
- クライアント側は Linux Mint 17 を想定。
- EPEL リポジトリ導入済み。(CentOS 7.0 - リポジトリ追加)
- 閲覧に使用する Web(HTTP) サーバは Nginx を想定。
- ローカルネットワークは “192.168.11.0/24” を想定。
1. munin マスタ・ノードのインストール
ベースリポジトリには存在しないので、EPEL リポジトリからインストールされる。
# yum -y install munin
2. 設定ファイル編集
File: /etc/munin/munin.conf
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dbdir /var/lib/munin # <= コメント解除
htmldir /var/www/munin # <= コメント解除&変更
logdir /var/log/munin # <= コメント解除
rundir /var/run/munin # <= コメント解除
3. フォルダ移動
# mv /var/www/html/munin /var/www/
4. フォルダ権限設定
# chown -R munin:munin /var/www/munin/
5. Nginx 設定ファイル編集
Nginx 設定ファイルの “server” ディレクティブ内に以下のような記述を追加する。
File: /usr/local/nginx/conf/nginx.conf
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location /munin {
alias /var/www/munin;
index index.html index.htm index;
allow 127.0.0.1;
allow 192.168.11.0/24;
deny all;
}
ちなみに、HTTP サーバが Apache の場合は、以下のように httpd 用設定ファイルを作成する。
File: /etc/httpd/conf.d/munin.conf
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ScriptAlias /munin/cgi/ /var/www/munin/cgi/
Alias /munin/ /var/www/munin/
6. Web サーバ再起動
以下は Nginx の場合。
# systemctl restart nginx
7. munin-node 起動
# systemctl start munin-node
8. munin-node 自動実行設定
# systemctl enable munin-node
ln -s '/usr/lib/systemd/system/munin-node.service' '/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/munin-node.service'
# systemctl list-unit-files -t service | grep munin-node
munin-node.service enabled # <= enabled であることを確認
9. 動作確認
ブラウザから http://<サーバ名orIPアドレス>/munin
にアクセスして正常に表示されることを確認する。
また 5 分間隔で更新されることも確認する。
以下は、実運用中(CentOS 6.5)サーバでの表示例。(グラフが描画されていて分かりやすいので)
以上。
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