FreeBSD 10.0 - 最新 Ruby インストール(ソースビルド)!

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「FreeBSD 10.0 - 最新 Ruby インストール(ソースビルド)」についての記録です。

(旧バージョンでの個人の作業記録を更新しました。興味がなければスルーしてください)

0. 前提条件

  • 以下の作業は、リモート接続して行う。(リモートから ssh vbox で接続)
  • リモート端末は、 Linux Mint 17 マシンを想定しているが、 Unix 系 OS なら同じ。
  • 設定ファイル等のテキストファイルの編集には vi コマンドを使用。
  • 作業はリモート接続で一般ユーザから root になって行う。
  • デフォルトで Ruby がインストールされているが、アンインストールはしない。

1. アーカイブダウンロード

# cd /usr/local/etc
# fetch http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.1/ruby-2.1.3.tar.gz
# tar zxvf ruby-2.1.3.tar.gz

2. Ruby インストール

# cd ruby-2.1.3
# ./configure
# make
# make install clean
# rehash
# ruby -v
ruby 2.1.3p242 (2014-09-19 revision 47630) [x86_64-freebsd10.0]

3. make.conf

今後 ports などを使って ruby 関連のモジュールをインストールする際にインストール先がわかるように make.conf にパス設定を追記。

# which ruby
usr/local/bin/ruby          # <= ruby の位置を確認

File: /etc/make.conf

1
RUBY?=/usr/local/bin/ruby  # <= 追加

4. gem 最新化

今後のために、gem を最新に更新。

# gem -v
2.2.2
# gem update --system
# gem -v
2.4.2

5. gem の設定

サーバ環境ではドキュメントは不要であるので、RubyGems パッケージインストール時にドキュメントをインストールしないよう “~/.gemrc” に設定する。(RubyGems パッケージインストールの都度 --no-ri --no-rdoc オプションを使用しなくてもよいように)

File: ~/.gemrc

1
2
install: --no-document
update: --no-document

ちなみに、今ではもはや --no-ri, --no-rdoc というオプションは Deprecated(非推奨)。(gem help install で確認)

6. 動作確認

適当にコーディングして、正常に動作するか確認する。
Ruby スクリプトファイルを作成して実行してもよいし、irb や pry でコーディングしてもよい。以下はコマンドラインから実行した例。

# ruby -e '5.times { puts "Hello Ruby!" }'
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!

以上。





 

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