Debian 8 (Jessie) - Postfix & Amavisd での “UNSOLICITED BULK EMAIL” 対策!
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Debian GNU/Linux 8(Jessie) 上のメールサーバ(メール転送エージェント) Postfix に amavisd-new でウィルス対策を施した後に、 “Considered UNSOLICITED BULK EMAIL, apparently from you” というタイトルのメールが届くことがあるので、それを抑止するための設定についての備忘録です。
0. 前提条件
- Debian GNU/Linux 8 (Jessie) での作業を想定。
- MTA(メール転送エージェント) Postfix 構築済み。
- ウイルス対策で Amavisd を導入済み。
- 当方、詳細については充分には理解していないが、以下のようにすればよいということだけ認識した。
1. 設定ファイルの編集
Amavisd の設定ファイルのうち、 “20-debian_defaults” を以下のように編集する。
File: /etc/amavis/conf.d/20-debian_defaults
1
2
#$final_banned_destiny = D_BOUNCE; # <= コメントアウト
$final_banned_destiny = D_PASS; # <= 追加
final_banned_destiny
は、禁止されたメールの最終処理の設定。
D_PASS
… メールは受信者に配送されるD_REJECT
… メールは配送されないが、送信者に配送されなかった事を伝えるD_BOUNCE
… メールは配送されないが、送信者に配送されなかった事を伝える。例外で伝えない場合もあるD_DISCARD
… メールは配送されず、送信者にも配送されなかった事を伝えない
2. Amavisd の再起動
# systemctl restart amavis
3. 注意
当然ながら、上記の設定にすると、禁止されたメールが配送されることになる。
運用には十分に注意を払うこと。
(「禁止されたメール」の定義がよく分からないが)
以上。
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