Linux - ClamAV でウイルス定義ファイル閲覧!
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Linux のウイルス対策ソフトの定番 ClamAV のウイルス定義ファイルを閲覧する方法についての記録です。
0. 前提条件
- Debian GNU/Linux 8.6(32bit), LMDE2(Linux Mint Debian Edition 2; 64bit) での作業を想定。
- ClamAV 0.99.2/23421 での作業を想定。
1. 閲覧方法
コマンドラインで以下のように実行すると、ウイルス定義ファイルの内容が表示されるので、閲覧/検索等する。
less
コマンドでの閲覧なので、 /pattern
で末尾方向への検索、 ?pattern
で先頭方向への検索が可能。※但し、膨大な情報量なので、検索に若干時間がかかる。
$ sigtool --list-sig | less
直接検索したければ、以下のようにすればよい。
$ sigtool --list-sig | grep WannaCry
Win.Ransomware.WannaCry-6313053-0
Win.Ransomware.WannaCry-6313055-0
Win.Ransomware.WannaCry-6313787-0
もしくは、一旦全てをテキストファイルに出力後に検索をかけてもよい。※但し、膨大な情報量なので、ファイル容量が約150MiBもある。
$ sigtool --list-sig > clamav_cvd.txt
$ find clamav_cvd.txt | xargs grep WannaCry
どのようなウイルスが存在するのかを確認するのによいでしょう。
以上。
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