Linux - iftop コマンドでネットワークトラフィックの監視!
Updated:
Linux でネットワークトラフィックを監視ツールはたくさんありますが、今回は代表格(?)の iftop コマンドで監視する方法について記録します。
0. 前提条件
- Debian GNU/Linux 8.6 (64bit) での作業を想定。(インストール方法に違いがあるだけで、使用方法は他のディストリビューションも同様のはず)
1. iftop コマンドのインストール
# apt install iftop
RedHat 系なら yum
で。(場合によっては、リポジトリの設定が必要)
2. iftop の実行
通常、オプション無しの実行で事足りる。
# iftop
- 実行には root 権限が必要なので、一般ユーザなら sudo で実行する。
- NIC を複数搭載していて、指定したければ、
-i eth0
のようなオプションを使用する。 - 表示する単位を「ビット」単位でなく「バイト」単位にしたければ、
-B
オプションを使用する。 - その他のオプションについては、
iftop --help
やman iftop
を参照のこと。
3. 出力の確認
- メインの一覧部分は2行で1セットになっていて、
- 1行目が TX(送信)、2行目が RX(受信)
- 左から1列目が送信元/受信先、2列目が送信先/受信元
- 右側3列は、左から2秒間・10秒間・40秒間のレート(平均送受信量)
- 色が反転しているのは通信量のインジケータで、通信量が多ければ右に長くなる。(最上部の2行がそのメモリ)
- 最下部の3行は、
- 1行目
TX
が送信量 - 2行目
RX
が受信量 - 3行目
TOTAL
が合計 cumm
は iftop 起動からの蓄積値peak
は過去40秒間のピーク値- 右側3列は、左から2秒間・10秒間・40秒間のレート(平均送受信量)
- 色が反転しているのは通信量のインジケータで、通信量が多ければ右に長くなる。(最上部の2行がそのメモリ)
- 1行目
ネットワークに問題がありそうな時など、有事の際に役立つでしょう。
以上。
Comments