Linux - rtcwake で指定時刻に自動復帰!
Updated:
rtcwake コマンドで、電源オフ/休止/サスペンド状態から指定時刻/指定時間後に自動で復帰させる方法についての記録です。
0. 前提条件
- LMDE (Linux Mint Debian Edition 2; 64bit) での作業を想定。
/usr/sbin/rtcwake
が存在していること。
1. 指定時刻に自動復帰するよう電源オフ/休止/サスペンド
$ sudo rtcwake -m off -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
$ sudo rtcwake -m disk -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
$ sudo rtcwake -m mem -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
ハードウェアクロックがローカル時刻に設定されている場合、
$ sudo rtcwake -m off -l -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
$ sudo rtcwake -m disk -l -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
$ sudo rtcwake -m mem -l -t $(date +%s -d "2018-08-01 07:00:00")
のように -l
オプションを使用する。
そうでない場合に -l
オプションを使用すると、指定時刻の9時間後になる。
2. 指定時間後に自動復帰するよう電源オフ/休止/サスペンド
$ sudo rtcwake -m off -s 1800
$ sudo rtcwake -m disk -s 1800
$ sudo rtcwake -m mem -s 1800
3. 注意
- 「サスペンド」とは、 ACPI ステータス S3 のこと。
「スタンバイ(ACPI ステータス S1)」なら、-m standby
を使用する。
4. その他
その他オプションや詳細夏仕様方法等については、 rtcwake --help
や man rtcwake
等で確認する。
以上。
Comments