Debian 11 (bullseye) - rootkit 検出ツール chkrootkit インストール!
Updated:
Debian GNU/Linux 11 (bullseye) に rootkit 検出ツール chkrootkit をインストールする方法についての記録です。
以前古いバージョンでの作業時に残していた記録を参考に作業を行い、今回更新した作業記録を貼付する形式の内容となっています。
(当然ながら、興味がなければスルーしてください)
0. 前提条件
- Debian GNU/Linux 11 (bullseye) での作業を想定。
- 接続元のマシンも Debian GNU/Linux 11 (bullseye; 64bit) を想定。
- chkrootkit が検知できるのは既知の rootkit のみであり、新規の rootkit は検知できないことを認識しておく。
- chkrootkit では誤検知もあるので、検知結果は参考程度に留める。
- コマンド自体が改竄されてからでは遅いので、 OS インストール直後に行うのがよいらしい。
- root ユーザでの作業を想定。
1. chkrootkit のインストール
# apt -y install chkrootkit
2. chkrootkit の実行
以下のようにして chkrootkit を実行してみる。
問題のある(INFECTED
の)場合のみ出力する。
# chkrootkit | grep INFECTED
3. 自動実行用スクリプト作成
今は自動で /etc/cron.daily/chkrtootkit が作成され、毎日自動で実行されるので、この作業は不要
これで、rootkit が仕掛けられていた場合に root 宛にメールが届くようになる。
以上。
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