Debian 11 (bullseye) - 全文検索エンジン Groonga インストール(by Groonga 公式リポジトリ)!

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Debian GNU/Linux 11 (bullseye) にカラムストア機能付き全文検索エンジン Groonga を Groonga の公式リポジトリを使用して導入する方法についての記録です。

以前古いバージョンでの作業時に残していた記録を参考に作業を行い、今回更新した作業記録を貼付する形式の内容となっています。
(当然ながら、興味がなければスルーしてください)

0. 前提条件

  • Debian GNU/Linux 11.0.0 (bullseye; 64bit) での作業を想定。
  • 当記事執筆時点で最新の Groonga 11.0.6 をインストールする。
  • トークナイザとして MeCab を使用することを想定。
  • トークンフィルタとして TokenFilterStem を使用することを想定。
  • ノーマライザとして MySQL 互換の groonga-normalizer-mysql を使用することを想定。(将来、 Mroonga を使用することを想定)
  • ここでは、全文検索がどういうものかという説明はしない。
  • root ユーザでの作業を想定。
  • 以下の説明内で出力するデータは、可読性を考慮して整形している。

1. 日本語形態素解析器 MeCab のインストール

トークナイザとして MeCab を使用する予定なので、インストールしておく。

# apt -y install mecab

2. インストール

# apt -y update
# wget https://packages.groonga.org/debian/groonga-apt-source-latest-bullseye.deb
# apt -y -V install ./groonga-apt-source-latest-bullseye.deb
# apt -y update
# apt -y -V install groonga

3. トークナイザ MeCab のインストール

(トクーナイザとして MeCab を使用しないのなら、この作業は不要)

# apt -y -V install groonga-tokenizer-mecab

4. トークンフィルタ TokeFilterStem のインストール

(トークンフィルタとして TokeFilterStem を使用しないのなら、この作業は不要)

# apt -y -V install groonga-token-filter-stem

5. Munin プラグインのインストール

(Munin プラグインを使用しないのなら、この作業は不要)

# apt -y -V install groonga-munin-plugins

6. MySQL 互換ノーマライザのインストール

(ノーマライザとして groonga-normalizer-mysql を使用しないのなら、この作業は不要)

# apt -y -V install groonga-normalizer-mysql

7. インストール確認

$ groonga --version
Groonga 11.0.6 [linux-gnu,x86_64,utf8,match-escalation-threshold=0,nfkc,mecab,message-pack,mruby,onigmo,zlib,lz4,zstandard,epoll,rapidjson,apache-arrow]

configure options: <... (ここに configure オプションの一覧) ...>

8. 動作確認

(過去記事「Linux Mint - Groonga インストール(by ソースビルド)!」を参照)

9. 参考サイト


以上。





 

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