Postfixアップデート!

Updated:


最近、うちのFedoraサーバからパッケージのアップデートエラーのようなメッセージのメールが届くので、何でだろうと思って考えてみました。

そのエラーは以下のようなものです。

/etc/cron.daily/yum-check-update:

Excluding Packages in global exclude list
Finished

postfix.i386                       2:2.5.6-1.fc10                        updates
/etc/cron.daily/yum.cron:

2:postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 from updates has depsolving problems
--> Missing Dependency: postfix = 2:2.5.6-1.fc10 is needed by package 2:postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 (updates)
postgrey-1.31-1.fc10.noarch from installed has depsolving problems
--> Missing Dependency: postfix is needed by package postgrey-1.31-1.fc10.noarch (installed)
2:postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 from updates has depsolving problems
--> Missing Dependency: postfix = 2:2.5.6-1.fc10 is needed by package 2:postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 (updates)
postgrey-1.31-1.fc10.noarch from installed has depsolving problems
--> Missing Dependency: postfix is needed by package postgrey-1.31-1.fc10.noarch (installed)
Error: Missing Dependency: postfix is needed by package postgrey-1.31-1.fc10.noarch (installed)
Error: Missing Dependency: postfix = 2:2.5.6-1.fc10 is needed by package 2:postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 (updates)

簡単に言うと、 「 postfix-perl-scripts-2.5.6-1.fc10.i386 」、 「 postgrey-1.31-1.fc10.noarch 」には 「 postfix-2.5.6-1.fc10 」が必要とされている。

実は、 「 postfix-2.5.5-1.fc10.i386 」、 「 postgrey-1.31-1.fc10.noarch 」 はメールのスパム対策のためにパッチを当てているので「 yum 」による自動アップデートを無効化していたんです。 でも、自動アップデート無効化対象外の「 postfix-perl-scripts 」がアップデートされてしまい「 postfix 」、「 postgrey 」との整合性がとれなくなってしまったみたいです。

昨日は、思い切って「 postfix 」をアップデート(&パッチ適用)してみました。

アップデート記録

(詳細はこちら[ Fedoraで自宅サーバー構築 ]をご参照下さい) また、各パッケージのバージョンは環境によって異なると思います。 適宜読み替えてください。

1.「 postfix 」のバージョンロックを解除

[root@noah ~]# vi /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.conf
enabled = 0

2.「 postfix 」、「 dovecot 」を再インストール

こちら[ http://fedorasrv.com/postfix.shtml ]と こちら[ http://fedorasrv.com/postfix-tls.shtml ] を参考に。 結局、うまくいかない事が発生したのでメール関連はほぼ全てインストールし直した。

3.スパム対策

次はこちら[ http://fedorasrv.com/postfix-targrey.shtml ]を参照。

4.「 postfix 」、「 postgrey 」のバージョンロックを有効化

こちら[ http://fedorasrv.com/memo/log/54.shtml ]を参照。

[root@noah ~]# vi /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.conf
enabled = 1

[root@noah ~]# vi /etc/yum/pluginconf.d/versionlock.list
postfix-2.5.6-1.fc10.i386
postgrey-1.31-1.fc10.noarch

5.その他

あと、以下もPostfixの設定ファイル[ /etc/postfix/master.cf ]で設定しているところがあったの修正。 ・amavisd−new(ウィルスチェック) ・SquirrelMail(Webメール)

6.「 postfix 」再起動

「 postfix 」を再起動する。


メールの送受信はいつもどおりにできました。

あとは、「 postfix 」のアップデードエラーのメールが届かないことを祈るだけ!

で、今日そのメールが届くべき時にはエラーメールは届きませんでした。

めでたし、めでたし。

※とにかく、こちら[ Fedoraで自宅サーバー構築 ]さまさまです。感謝感謝です。

じゃ、また。





 

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