Debian 8 (Jessie) - Ruby 2.2 インストール(ソースビルド)!
Updated:
Debian GNU/Linux 8 (Jessie) に Ruby 2.2 をソースをビルドしてインストール方法についての記録です。
以前古いバージョンでの作業時に残していた記録を参考に作業を行い、今回更新した作業記録を貼付する形式の内容となっています。
(当然ながら、興味がなければスルーしてください)
0. 前提条件
- Debian GNU/Linux 8 (Jessie) での作業を想定。
- 接続元のマシンは Linux Mint 17.1(64bit) を想定。
- インストールする Ruby は 2.2.2-p95
- 作業は全て root ユーザで行なっている。
1. 必要パッケージのインストール
Ruby のインストールに必要なパッケージを予めインストールする。(他に必要なものがあればインストールする)
# apt-get install libffi-dev zlib1g-dev libssl-dev libreadline-dev libgdbm-dev libbison-dev
2. アーカイブファイルのダウンロード&展開
アーカイブファイルをダンロードし、展開する。(ダンロード先は “/usr/local/src” としている)
# cd /usr/local/src
# wget http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.2/ruby-2.2.2.tar.gz
# tar zxvf ruby-2.2.2.tar.gz
3. ビルド&インストール
ビルドインストールは以下のように行う。(よくある .configure
, make
, make install
)
# cd ruby-2.2.2
# ./configure
# make
# make install
4. インストールの確認
以下のようにバージョンを表示させてみて、インストールできているか確認する。
# ruby -v
ruby 2.2.2p95 (2015-04-13 revision 50295) [x86_64-linux]
5. gem の最新化
今後のために、gem を最新に更新しておく。
# gem -v
2.4.5
# gem update --system
# gem -v
2.4.6
6. ドキュメントの非インストール設定
サーバ環境には RubyGems ライブラリのドキュメントは不要なので、 RubyGems ライブラリインストール時にドキュメントをインストールしないように設定する。
File: ~/.gemrc
1
2
install: --no-document
update: --no-document
ちなみに、今ではもはや --no-ri
, --no-rdoc
というオプションは Deprecated(非推奨)。(gem help install
で確認)
7. 動作確認
適当にコーディングして、正常に動作するか確認する。
Ruby スクリプトファイルを作成して実行してもよいし、irb
や pry
でコーディングしてもよい。以下はコマンドラインから実行した例。
# ruby -e '5.times {puts "Hello Ruby!"}'
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!
Hello Ruby!
以上。
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